越前瓦を用いることにより、公共施設・福祉施設などの建物は、
周囲の景観に調和し、地域住民が安心して利用できる雰囲気を作り出す。

越前独の「銀ネズ」が屋根に風格をもたらす。
１枚１枚に刻印された「越前瓦」は品質の証明。
寒冷地生まれの耐性が大切な家を堅固に護る。

雪止め瓦は寒冷地の知恵の結晶である。
明治期に越前のふたりの瓦職人が相前後して特許をとったものが改良され、現在に至っている。
降雪量の多寡により、取り付ける数や配置を考慮して使用する。

耀変瓦は、高温還元焼成により、無釉でありながら、吸水率・強度等の品質は遜色なく、
耀変故の素朴な色彩感覚が品格の上にも落ち着きを醸し出す。

装飾瓦は「役瓦（やくがわら）」という名の屋根瓦のアクセントとして歴史を刻み始めた。
しかし次第にそれ自体がアートとしての価値を高めていき、今では極めて芸術性の高い製品として独自の地位を築いている。
基本的にすべて注文生産。伝統の文様からオリジナルまで幅広い対応が可能だ。